本記事ではファーストブラザーズの「事業・業績・株価」について書いていきます。
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ファーストブラザーズはどんな企業?
首都圏の商業施設、オフィスビルが中心に不動産の自己勘定投資や私募ファンド運用を柱にしている企業です。
ファーストブラザーズの事業内容
『投資運用事業』
・アセットマネジメント業務
投資戦略の提案・ファンドの組成・投資案件の取得・運用期間中のマネジメント・投資案件の売却まで不動産を対象とする投資サービスをワンストップで提供する。
・不動産アドバイザリー業務
グループが運用するファンドのお客様の不動産投資に関する様々な要望に対して、各分野の専門家が最適なソリューションを提案する。
・商業施設開発・運営業務
グループ内外のプロフェッショナルが連携して、商業施設の包括的な運営プラットフォームを提供する。
『投資銀行事業』
・ファンドへのセイムボート投資
投資運用事業において組成・運用するファンドに対して、お客様と共同で投資を行う。
(自ら投資を行うことでファンドの運用から得られる収益を大きく拡大でき、かつお客様とリスクをシェアする。)
・不動産投資
安定収益源を確保することを目的に、プロフェッショナルの目利きにより厳選した物件を当社グループが取得し保有している。
※ファンドの投資対象とならない物件のうち、長期的に安定した賃貸収入が見込める好立地の商業施設、オフィスビル、住宅を主な投資対象。
・その他投資
ベンチャーキャピタルファンド・債権・プライベートエクイティ・海外不動産ファンドなどの分野で投資活動を行っている。
・コーポレートアドバイザリー
多岐にわたる高度な専門性と人的ネットワークを活用し、お客様の企業価値向上のための様々な戦略(M&A、資本提携、ファイナンス等)について、実現に至るまで幅広いアドバイスを提供している。
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ファーストブラザーズの業績はどんな感じ?
次にファーストブラザーズが公開しているデータで簡単に分析していきます。
ファーストブラザーズの業績を確認する
まず初めに、ここでは簡単に業績確認を行っていきます。
下のデータはファーストブラザーズの2015年11月期から2019年11月期までの業績となります。
年ごとの四半期通算の前年比(百万円単位) | ||||
年度 | 売上高(%) | 営業利益(%) | 経常利益(%) | 当期純利益(%) |
2015年 | 4,557(△57.5) | 2,832(+26.7) | 2,658(+23.4) | 1,661(+152.5) |
2016年 | 14,606(+220.5) | 3,966(+40.0) | 3,662(+37.8) | 2,287(+37.7) |
2017年 | 18,766(+28.5) | 3,373(△15.0) | 3,060(△16.4) | 2,048(△10.4) |
2018年 | 21,864(+16.5) | 5,130(+52.1) | 4,700(+53.6) | 2,885(+40.9) |
2019年 | 19,838 (△9.3) | 3,462(△32.5) | 2,810(△40.2) | 2,183(△24.3) |
売上高は2016年から2018年の間の3年間増収となっていたが、2019年で1割減と連続増収を崩している。
2019年の純利益は前年より2割減となっている。
2020年11月期の四半期(百万円単位) | ||||
年度 | 売上高(%) | 営業利益(%) | 経常利益(%) | 当期純利益(%) |
第1 | 918(△72.2) | 32(△93.4) |
△264(–) | △190(–) |
第2 | 1,997(△51.1) | 192(△53.8) | △159(–) | △92(–) |
第3 | 10,020(△25.1) | 1,979(+57.0) | 1,418(+131.4) | 2,038(+428.9) |
第4 | まだ公開されていない |
現時点の2020年の四半期は減収増益となっている。
第1、第2四半期は赤字となっていたが、第3四半期では前年より5倍以上の増益となっている。
ファーストブラザーズの参考指数を確認する
本銘柄(倍) [2020/11/16時点] |
業界平均(2020年9月) [東証一部 不動産業] |
|
PER | 6.74 | 11.1 |
PBR | 0.77 | 1.0 |
現時点のファーストブラザーズのPERは「6.74」なので”業界的に割安”といえる。
PBRは「0.77倍」なので”業界的に割安”といえます。
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ファーストブラザーズの『株価』はどんな感じ?
下の株価チャートはファーストブラザーズの直近10年間(2020/11/16 15:00時点)のチャートになります。
※下は上場した2015年2月18日以降のチャートです。
引用:SBI証券
上場当時の株価は「1000円」付近にありました。
2015年6月には一時的に「1600円」を高値にしますが、以降は下落し2016年2月中旬に「600円」を安値にしています。
それ以降は2018年1月下旬に高値「1600円」、2020年4月下旬に安値「600円」で反発して、現在は上昇して「1000円」付近まで上がっている状況です。
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ファーストブラザーズのまとめ
・ファーストブラザーズは首都圏の商業施設、オフィスビルが中心に不動産の自己勘定投資や私募ファンド運用を柱にしている企業である。
・2020年11月期の第3四半期は第1・第2の赤字から回復し、前年同四半期の5倍以上の増益となっている。
・株価は2020年4月下旬で「600円」で反発して、現在は「1000円」まで上がっている。
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